お姿 と 提灯

浅草寺と隣り合って浅草神社、そのまた右奥にあるのが末社である被官稲荷神社です。様々御利益在る中に芸能上達も含まれますので、お詣りしたい神社です。手一杯でブログに書くのが遅れましたが、地元のお祭りがテーマになっている『軒に咲く』写真展が始まる何日か前にもお詣りしてきました。

こちらでは一対の狐の「お姿」というものを神様にお供えする風習があります。お供えしお詣りしたあとに持ち帰る方もあれば、そのまま奉納して帰る方もいます。私は奉納してきました。沢山並んで可愛らしいです。近くにある今戸焼白井という伝統の土人形を作っている店の奥様と知り合いです。奥様もご主人と一緒に絵付けなど作業されているそうです。以前確かこちらの神社のお姿も納めていると伺ったはず。そんな事もあって一層思い入れがあります。

追記・訂正
昨日、写真展会場に今戸焼白井さんご夫婦が揃っていらしてくださいました。被官稲荷神社のお姿を納めていたのは先代の頃だそうです。今は別の方が納めていますが愛らしさと想いは受け継がれています。今戸焼白井さんはまた別の神社に納めるものや、縁起物、郷土玩具などを各所に卸したり、物によっては人気で長くお待ちのご予約物を造られています。コロナ禍状況を見て製作に専念したりされていますが、この6月7月は週末に限りお店も開けていますと仰っていました。


さて、この日のエピソードは↓に続く


お詣りしすっきりした気持ちで用事があって蔵前方面に自転車で向かっていました。すると左手に見えてきたのが、三筋のカキモリでもらった素敵なイラストの地図にも載っていた提灯のお店がここだと気が付きました。

大嶋屋恩田 浅草の老舗の一軒です。駒形どぜうの向かい、バンダイ本社の斜向かいあたり。思い切ってドアを開け入ってみました。近くで軒花提灯を撮った写真展をする旨を伝えると快くお話ししてくださって、非売品の貴重なミニチュア提灯を見せてくださいました。

そう三社祭の提灯は、毎年新しいデザインが出て掛けるのです!こちらは平成の提灯を揃えたもの、通は提灯の絵柄でいつの物だかわかるんですよ。後ろに一緒に写ったダルマも提灯。令和はまだ元年のもので止まっています。こんな素敵なラインナップが出来るといいですね。

本物からミニチュアまで色々売っています。

Web や Instagram を見ると、素敵なものも。オーダーも出来るのですね。席札提灯というのも気になります。結婚式や会議でこんなの置いてあったらきっと場が和みます。インスタを遡ると四角い提灯が格好いい。富山の神社がオーダーしたというステンドグラス柄の四角い提灯とっても素敵です。アイデア次第で広がるんだな。


楽しくお話しさせて頂いて、即座にお姿を奉納した御利益があったのかもしれません。


写真展の情報、こちらのサイトに掲載して頂いたものが1番わかりやすいかも。



三筋のカキモリ 文房具のお店
近隣の地図がもらえます

被官稲荷神社

今戸焼白井さんの干支人形について書いたブログ










#かねかわのぶえ

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   写真と出会った音楽家     クラリネット奏者 フォトアーティスト

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