黒の装いで

丸の内にある三菱一号館美術館、中庭が見える廊下で。

一昨日の朝Webチケットの予約を見たら完売でしたが、何度か開くうちに当日キャンセルがあったのか予約できる時間が出たので行って来ました。


ガブリエル・シャネル展


黒の装いで。プチプラですけれど…

差し色はピンクのストール。

入口は行列を見込んで中庭側に変更されていました。だいぶ並んでいましたが、直接会場で当日券を購入することもできるのかな、9月25日までの会期です。先着1万人に配られていた香水No.5のサンプルは先月中に終了していたそう。

(展示室の撮影は不可です。)

https://mimt.jp/gc2022/

無料の音声ガイドアプリの解説を聞きながら進みます。展示番号58、赤いシルクサテンのケープには美しい刺繍がほどこされています。その解説の背景に流れていた音楽は、オンラインコンサート〔音楽とイマージュ〕や、リアルでの「気ままコンサートシリーズ」でも演奏したことのある、プーランク「エディット・ピアフを讃えて」でした。ピアフが歌う「枯葉」をモチーフにしたという説もある曲です。シャネル、ピアフ、どちらもしなやかさとしっかりとした哲学を合わせ持ちパリの女性らしい。

余談ですが、旋回するような甘く切ない音楽を聴いていたら、今年はメンデルスゾーン「秋の歌」をまた演奏したいなと思っていることがよぎりました。コンサート企画したいなと模索しているところです。そろそろかたちにしなくてはと自分に言ってみる。



その後すこし歩いて、銀座シャネルネクサスホールでの写真展「シャネルを紡ぐ手 アンヌ ドゥ ヴァンディエール展」に向かうと、やはり美術館にいらした方もちらほら見かけました。

https://nexushall.chanel.com/program/2022/mains/

こちらは10月2日まで入場無料です。オートクチュールのアトリエ職人の手による芸術とも言えるもの作りにスポットをあてた写真なので関連があり、両方鑑賞できて良かったです。





#かねかわのぶえ



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