心からのありがとう

会場のこういう写真つい撮り忘れてしまうのです。ご来場くださった先輩にいただきました。先週、駒込のアーリーバード・アクロスに向かうと、オーナーが私たちの公演チラシを大きくプリントしたものを入口に貼って待っていてくださいました。有難い。

薩摩琵琶・クラリネット・語りと音楽 でのコンサート「ふきもの ひきもの もの語る」お陰様で無事終演いたしました。ご来場くださった皆さま、応援、励ましの気持ちで見守ってくださっていた皆さま、ありがとうございました。


初の試み、川嶋信子さんと私、協力し試行錯誤しながらすすめてきた企画です。受け入れて共に過ごし、あの場の空気感を一緒に作ってくださった皆さまにとても感謝しています。発するのみならず皆さまから感じ学び、受け取る事の多い貴重な経験となりました。

川嶋さん、とても声の幅が広くて。まず、お話しなさっている声と、薩摩琵琶の弾き語りの声、全然違います。そしてとても低い声まで出せて驚きです。後半の「語りと音楽」ではまた違った声、そして複数の個性を演じ分けてくださいました。それにより私が呼応するように奏でるクラリネットの音色も、さまざまにイメージが膨らみ普段とは違った音と感情まで広がっていくようでした。彼女の人と表現力を知っているから、私の力量も試されると覚悟を持って企画しましたが、思い切って挑戦して良かった。こうして今までも私は人との出会いによって育てられて来たのだと、あらためて感じています。そして聴いてくださる方がいるから頑張れる。終演後のお客様との会話やSNS、メールでのやり取りから、いつもとは違った響きかたをする言葉や音楽を、それぞれの想いで心に共鳴させてくださったご様子。そのお言葉に、今後の活動への勇気を頂いています。既存の形式ではないので、組み立てに時間は掛かりますが、また何か出来たらいいなぁ。


そして、クラリネット二重奏を一緒に演奏してくださった小礒美希さん。成長した彼女とは初の師弟共演、音大受験の為にうちでレッスンを受講してくださっていた時以来、久しぶりに一緒に音を出しましたが、音楽の流れを共に感じて作れたところもあり嬉しかったです。これからも彼女らしくご活躍くださるといいなと願っています。私とも何かまた一緒に出来て、より音楽を深めて行く機会が持てたらいいな。赤い素敵なドレスをおめしだったのですが、前半のみの出演だったので、後半は着替えて客席で聴いてくださっていました。ドレスでの写真がないのは残念ですね、次は撮りましょう。

終演後のひとときも楽しかったのです。お客様、会場オーナーもいつもの様に和やかな雰囲気を作ってくださって、薩摩琵琶を初めてご覧になった方々が、近くで楽器を見たり、川嶋さんにお話しを伺ったりもなさっていました。クラリネットの演奏を初めて近くで聴いていくださった方もいました。違った楽器と個性を持った者同士、お客様もそれぞれに個性的、違いを尊重し通じ合うものがあることを喜び、集い過ごせた幸せな晩でした。


上下の写真を撮るとき、私楽しくて笑いすぎていますね。ご来場くださった指揮者で古くからの友人の指示でこのポーズと表情です。

↓の写真、同じ会場で10月4日に開催させて頂く「音と心が響くとき」で共演してくださるお二人もこの日ご来場くださっていました。フルートの吉野直子さんと、ピアノの吉村直美さん。吉村さんは弾いてくださるピアノもご覧になって、オーナーからエピソードも伺っていました。

こうして応援してくださって有難い。少し前には私も、お二人の演奏会それぞれに足を運び、音色と音楽を堪能させて頂きました。すでに良い関係は出来ています、トリオの演奏が楽しみです。内容に合わせ私また全く別人になるつもりで、しっかりと準備進めてまいります。10月はこの3人のコンサートぜひご来場ください。







#かねかわのぶえ #クラリネット奏者 #クラシック

Nobue Kanekawa’s blog

   写真と出会った音楽家     クラリネット奏者 フォトアーティスト

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