お空に
1週間前の9月15日、愛犬がお空に旅立ちました。
ネット上では名前を後半記載していませんでしたが(愛嬌良すぎて誰にでもついていってしまいそうだったのと、妙なこともあるらしいので)
うちの仔の名前はショセットです。
遊んでくださった方、病気もしたので励ましてくださった方、見守ってくださった方、ありがとうございました。
クラリネット教室に来てくださる方も、可愛がってくださったり、心配してくださったりしました。
昨年の1月末に免疫介在性溶血性貧血という赤血球を攻撃してしまう病気だとわかり、当初投薬も効かず輸血をして貰って命を繋ぎました。そこから自身で赤血球を作り維持できるまで大変でしたが、お陰様で今年の1月に一旦治癒し楽しく過ごしていました。長く免疫抑制剤を飲んでいたこともあり、皮膚炎ができたりヘルニアになったり時々受診していました。また皮膚炎出てきたので受診し、念の為血液検査もしましょうかと調べると再発がわかったのが8月25日。貧血酷くなる前にわかったのでお薬できっとまた治せると思っていましたが、あっという間、3週間でお空にいってしまいました。少しよろっとしながらも、前日まで自分でフードもお薬も食べ、大好きなリンゴもきゅうりも美味しそうに食べました。治そうとしてよく頑張ったよね。その日の朝は食べられず力も弱かったので病院に行き、夜また会いに行くつもりで預けてきました。数値はかなり低かったです。点滴をしようと準備しているとぱたっと倒れてしまい、すぐに呼び戻されました。11歳11ヶ月、来月にはハロウィンがお誕生日でした。
連れて帰るために、いつものスリングに入れて抱えると、じわっと涙が溢れて、
「先生あれからとっても楽しかったの。りんごもたくさん食べたし。輸血させてくれたワンちゃんによろしく…」
と、口をついて出たのは、きっとショセットが私に言わせたのだと思います。
ほんと楽しかったね!
血液を分けてくれたのは、病院の先生が飼っている大型犬でした。
そこからの1年8ヶ月はギフトだったと思います。
我が家に来てくれてからずっと、無邪気な様子で私たちを守ってくれていました。ショセット大好きだよありがとう。
普段からお付き合いがありショセットも遊んでもらった、近所の明るい御一家が営む葬儀屋さん(人間用)に無理を言って、ダンボールとドライアイスを分けて頂けるようにお願いすると、こんな可愛い箱の棺を用意してくださいました。なんてことないようでとってもいい絵だな、楽しそうに旅立てそうだもの。人間レベルで考えてドライアイスをあてて頂いたので、綺麗な状態で丸2日家で一緒に過ごす事が出来ました。どこに頼んでどう見送るのか、ちゃんと相談して調べて選ぶ時間の余裕を作って頂いて有難かったです。
ペットの葬儀社さんから言われた用意する物に、写真がありました。そうか遺影がいるのか、と、やったことないのに頑張って作った写真は、とってもラフすぎるトリミングでごめん。後から作り直してもいいし、そこにこだわって時間かけるよりショセットを見ていたかったから。ちょうどあったMoMAストアの袋に入れて運んだら、あえてラフにしたみたいで格好いいでしょう。ということにしておいてください。
うちの仔は、しっぽをブンブン振って愛嬌たっぷりなので、次に生まれ変わってどこのお家にいっても、とっても可愛がってもらえるね。
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